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十字架の道―損失によって益を得る
460 (英623)
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十字架の道―十字架の意義
461 (英622)
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十字架の道―死を通して生きる
462 (英630)
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(復)
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十字架の道―死を通して生きる
十字架受け,主とあゆみ, 主をとどめず表現す。
(復)
十字架の道―死を通して生きる
464 (英631)
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(復)
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十字架の道―実を結ぶ道
465 (英635詩)
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十字架の道―実を結ぶ道
466 (英636)
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十字架の道―主の道に従う
467 (英629詩)
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十字架の道―主の道に従う
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十字架の道―主の道に従う
469 (英628)
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損しつを経て得る; 十字架経て生きる;
むぎは地に落ちて, おおくの実むすぶ;
完ぜんにくだかれ, ひゃくばい実むすぶ。
完ぜんにくだかれ, ひゃくばい実むすぶ。
捕らえようとすると, それに捕らえられ,
なにかに向くなら, それがひと,しばる;
財さんも健こうも, 愛せば,かせとなる。
財さんも健こうも, 愛せば,かせとなる。
こくもつじゅくして, 収かくされるのは,
せい徒のかくれた 犠せいと死のゆえ;
われらが収かくを きょう受できるのは,
だれかがいのって, 労苦していたゆえ。
十字架は苦つう得るのみか?
いな!負えばすべて死すべし!
十字架とはほふることなり;
十字架通れば自己は終わる。
十字架つねにひとをほふる;
こくなようで,高貴なすくい;
十字架,避ければいのちなく,
いのちなくば主あらわれず。
十字架はごけいかくを成し,
ふるきいのちをたい処する;
十字架が自己をくだくとき,
主の御むねさかえ,勝利得る。
十字架のみちで主に すべてささげる,
さい壇にいけにえとして 置けば火はくだる。
なれはすでに主にすべてを ささげたひとである!
日々十字架のみち行くか? 忠じつであるか?
「すべてをささげる」と 言うをねがうが,
ぜん途はおもき十字架と, 困難なあゆみなり。
死ぬまで忠じつなれ, みなうしなうとも;
さらばゆたかないのちは, 日々われら満たす。
主とひとつとなりて, 死にて生かさる;
主の十字架をともに受け, 主のいのちながす。
みこころおもうとき, そんとくはなし;
すべてふん土と見なせば, 主,さまたげられず。
この世捨て,主もとめる, 主をとどめず表現す。
あらわす! もう主を閉じ込めず;
あらわす! 主をとどめず表現す。
復かつの大能知り, 十字架をあいす;
死をとおしてのみ, いのち成長する。
死なければ, いのちなく,
死を経て,いのちは 成ちょうする。
つくり変えのため 死ぬことひつ要;
日々十字架を負い, たましい終わらす。
かみよ,主とともに くぎづけたまえ;
死,われに,はたらき, いのちあらわる。
ぶどうの木の一しょう, かんがえてみよ:
そのみち苦難,満ち, 環境はきびしい;
気ままに咲きみだれ, いろあざやかなはな,
野生のはなとは, 何というちがい。
ぶどうのはな小さく, 華麗さもなし;
ひと目につかずに いちにちで散る;
ただ実をむすぶため, ひたすらはげむのみ,
きれいなはなびら, ほこることなし。
たなにしばられて, 自ゆうはない;
気ままなせいちょう, ゆるされはしない;
困なんに出会っても, 逃げることもできず;
自ぶんのみちを えらぶことなし。
はるにうるわしい えだひろげて,
木はいのちに満ち, わか葉はしげる;
やわらかなえだ出し, そらに向けて伸ばす;
無限のあまさを きょう受しながら。
されど,農夫が来て, あわれみなく,
ナイフとはさみで, ほこりはぎ取る;
いまさかりのえだも, てきかくに刈り込み,
いらないえだを すべて取り去る。
そんしつのあいだ, 自己憐憫せず,
刈り取るその手に 自己明けわたす;
実をむすぶためには, 日ごとを無駄にせず,
切り取るものに 自己,明けわたす。
血をながしたえだ, つよくされて,
刈りのこされた芽, 豊富に実むすぶ;
されどたいよう照り, 枯れるようにせまり,
実は盛り上がり, 収かくにいたる。
ゆたかな実おもく, えだしずます;
ながく努りょくして, 試練受けたゆえ;
いま,うつくしい実で, なぐさめを受けるが,
すぐ収かくされ, なぐさめは去る!
手でもがれ,あしで 踏みつけられ,
ぶどうの豊富すべて 押しつぶされる;
あかいさけのながれ, この地に満ちあふれ,
ゆたかにあまく, よろこび満たす。
木ははだかにされ, 見るもみじめ:
すべてをあたえて, くらき夜に入る,
ひとにきょうきゅうして, たのしみあたえるも,
むくいを受けず, さらに刈られる。
ふゆのさむいとき, ぶどう酒,ひとに
あたたかさあたえ, あまさあたえる;
かなしみなやむひと, なぐさめつづけるが,
ぶどうの木はただ さむさに耐える。
ふゆは過ぎてまた しん芽を吹き,
実をむすぶために, よう意をーする;
過去の苦なんのゆえ つぶやくこともなく,
ただうしなうも, 献身は変わらず。
きよい空気を吸い, けがれ受けず,
犠せいに出会っても, なおもほほえむ,
さらにまえにすすみ, あいのはぎ取り受く,
損しつ,くるしみ, 知らぬがごとく。
木はそのえだより, ぶどう酒ながす,
捨て尽くすことで まずしくなるや?
さけを飲み,たのしむ, 気ままな世びとらは,
さいわいを得て, ゆたかになるや?
いのちの原そくは うしなうこと;
飲むことではなく, そそぎ出すこと;
さいだいのちからは あいゆえ捨てること,
くるしむひとの 供きゅうはゆたか。
自己をにくむもの, 主にえらばれ,
きずを受けるもの, ひとをなぐさむ;
損しつを受けぬもの, さわがしいにょうはち,
自己,愛するなら, よろこびはなし。
「死んだならおおくの 実をむすぶ」。
これは主より出た メッセージ!
いのちながすため, 死を経過す;
地に落ち,ほうむられ, 実をむすぶ。
主,なれを死のなか 閉じ込めず;
いのちを満たして, 復かつさす。
いのちながすこと ねがうなら,
死を経過してこそ, ながれ出る。
この秘けつまなべ: 「死ねば生く」;
死よりいのち出て, 収かく豊富。
きず,ないのか? なぜきずあとないのか?
なが名せい,しょうさんは, ひびきわたっているのに,
きず,ないのか?
きず,ないのか? われははくがいされて,
無情,残こくな仕打ちで, むち,くぎのきず受けた,
きず,ないのか?
なぜないのか? 奴隷,主人にまさるのか?
師がはじ受け,弟子らは 無きずであん易なのか?
きず,ないのか?
きず,ないのか? じゅんきょう者われのゆえ,
しばられ,打たれ,焼かれ, 獅子にころされたのに,
きず,ないのか?
きず,ないのか? われはしいたげられて,
にくまれ,むち打たれた, なれは健康,無事,へい安,
きずあとない!
きずあとない! この世あいするからか?
そんしつおそれるのか? あいまいなゆえなのか?
なぜないのか?
きず,ないのか? きょう受しているだけか?
主にちゅうじつなものは, ひとから称さんされず,
きずあとある!
主のみちそれれば, 自己らくするが,
されどわれは主の 忠じつさをおもう。
すでに世を捨てて, きずなを解かれ,
せまきみちを行く, われらはたびびと。
世びとのいかる目, さげすみあるも,
ただ主の笑がおと, 主の称賛もとめる。
しゅっ世やせいこう, われはもとめず;
主につかえ,かの日, 褒賞得るをねがう。
日々御座をあおぎ, われはもとめる,
生かつ,はたらきが, かの日耐えること。
世びとよ,めいせい, とみ,ほまれ得よ,
せいこう,はんえい, えい誉,称賛を得よ。
されど,われねがう, 孤どく,貧こんを;
最後まで忠じつに したがい行かせよ。
主,得たのは死のみ, われも主により,
うしなわるをねがう, ほかにのぞみなし。
わが栄光はかの日, いまはにんたい;
主よりもさきには 地のさちもとめず。
かの日かんむり受け, なみだぬぐわる!
ちゅう信もてすすむ, 「主よ,とく来ませや」。
ベツレヘムを発ち, かみへといたる,
主の忠じつまなび, まったくしたがう。
馬ぶねはまずしく, 見るも耐えない,
されどあしすすむ, 手に賞,得るため。
行けば行くほどに, みちせまくなる,
労苦理かいされず, はずかしめ受く。
しもべは主じんに まさらないゆえ,
主のくるしみ受け, ともになみだす。
ガリラヤ経てのち, ひとに捨てられ,
みちあやまったか? 断じてそうでない。
みちけわしくとも, 平安のなか行く;
上げられるために, おそれずすすむ。
ゲッセマネのそので ひとり試練受く,
サタンのこうげき, だれ耐え得るか?
「たたかいはいち時, 賞を見つめよ!」と,
かたる御つかいは, われらはげます。
忠じつなたましい, カルバリを経よ;
十字架のもとにて, ともにはじ受く。
自己をあわれむな, 苦つうはしばし;
なれにまみえる日, うれい消え去る。
「ぜん途は死んだ」と, とも,はかで泣く,
われら主とともに, たかく上げられ,
地にぞくするもの, もはやもとめず,
よろこんで,いのち, とみをうしなう。
もくひょうに向かい, 日々ぜんしんす;
みやこのかがやき, 間ぢかに見える。
われ,ひそかに聞く, てんのしらべを;
イェス,われらむかえ, きずいやされる。
主とともにあゆむ, 王こくは間ぢか,
自己はまったく失せ, 主に満たされる。
もはやつみもなく, くるしみもない;
もくひょうに向かい, あゆみつづける。