520 521 522 523 524 525 526 527 528 529
試練の中での慰め―望みの主
520 (英708)
1
(復)
2
3
試練の中での慰め―主の中での喜び
521 (英717)
1
(復)
2
3
4
試練の中での慰め―苦難の中での享受
522 (英726)
1
2
3
4
5
試練の中での慰め―苦難の中での享受
523 (英722)
1
(復)
2
3
4
試練の中での慰め―苦難の中での享受
524 (英724詩)
1
2
3
4
5
試練の中での慰め―苦難の中での享受
525 (英725)
1
2
3
4
試練の中での慰め―苦難の中での享受
526 (英720詩)
1
(復)
2
3
試練の中での慰め―苦しみを受けて益を得る
527 (英730)
1
(復)
2
3
4
5
6
7
試練の中での慰め―苦しみを受けて益を得る
528 (英727)
1
2
3
内側の命の各面―二本の木
529 (英733)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
あまくしんせんな あさつゆのように,
主はあぶらそそぎ, みこえささやく;
立て,試れん過ぎて, あらし去るまで,
立て,主のえい光と 御くに勝つため。
のぞみの主のあまきこえ!
御まえにわれはたのし!
こころみを受けて, れいよわるとき,
たとえわがのぞみ 消え去るときも,
ながいのち,ちから, われを捕らえや,
ながえい光のとみ, われにあたえや。
夜明けのひかりは, くらきをはらい,
いやしのつばさは, わが夜をひるに;
おお,主,なぐさめの主, うみしこころに,
しゅくふくとのぞみ, とわにあたえや。
おお,主のなかでよろこぼう, こころみがあるとも,
かんなんがなみのごとくー われにおそいかかるも。
いつもよろこび,よろこべ, ためいきつかず,うたおう,
死ぬよりは生きていよう, いつもよろこぼう!
おお,主のなかでよろこぼう, くらやみおそうとも,
あく魔はわれらのさん美を おそれるゆえにうたおう。
おお,主のなかでよろこぼう, やまいでよわるとも,
主をよろこぶことはわれの ちからであるがゆえに。
おお,主のなかでよろこぼう, 地上のまく屋を脱ぎ,
間もなく主に引き上げられ, もはやなげきなくなる。
ながくくるしんだあと, われはあますところなく,
御手にゆだねた;
主の手,なみだをぬぐい, かなしみを取り去り,
かがやき満ちる。
さようなら!世のたのしみ, 何というむなしい娯らく,
もうきょう味はない。
真のよろこびは十字架, 世のたのしみは虚偽,
主,そのように見る。
十字架は真のしゅくふく, そのくるしみまたあまく,
そんしつはえき!
わがおもい,感じょう,意志, すべてきよめられて,
よろこび満ちる。
自己愛,何のえきもなし, 真じつのあいにはたかい
もくてきがある;
自己捨てるは愛の表現, 苦難は愛のよろこび,
この愛たのしむ。
主よ,聖なる火で燃やし, 主とおなじ選たくするよう,
われ,はいとなせ!
十字架負い,主にしたがい, なが愛ゆえ賛美すは,
最高の分けまえ。
十字架はおもくとも, 主のめぐみ越えず;
おそろしいあらしも, 御かお,おおわず。
めぐみ,苦難にまさる, 試練,御かお,おおわず;
こころかん喜す, 主ともにあれば, てきに打ち勝つ。
わがみちのいばらは, 主のいばら越えず;
苦杯もゲッセマネには とおくおよばず。
危険で苦難のみちに, ひかり,さらに増す;
ひとの荷負うときも, 荷はかるくなる。
御かおのまえで生き, 御むねにしたがう;
どのような試れんも, しゅくふくの化身。
われ,かごのなかのとり, おおぞらを飛べない;
ここへと置かれた主に, われは絶えずうたう;
われ拘そく享受す, かみも享受しませ。
監禁され,なにもできず, しずかにうたうのみ;
わがほめたたえるうた, かみは聞き入りたもう;
かみは拘そくして, 賛美聞くをこのむ。
かみは聞くみみを持ち, 祝ふくのこころあり;
わがつたないしらべも, 主はかろんじられない;
引くあいのこころ, なれは知るゆえに。
われはかごに入れられ, 自ゆうに飛べないが,
こころ,れいはなお自由, かい放され,飛び立つ;
牢ごくのかべさえ, それをさまたげず。
わがこころ,ごくを越え, わがれい何と自ゆう!
愛する主へと飛び立ち, みこころ礼はいする;
みこころのなかで, よろこび,わき出る。
四方かべで終じつ われ,ごくにある;
ごくにつなぐとも, 主よりはなせず;
主がともにいませば, かべもまたあいらしい。
孤どくでないこと, 知ってはいるが,
秘みつのなぐさめ, ひとは知らない;
やみをひかりに変え, わが霊に歓喜満たす。
愛われをはげまし, さん美に変える;
とき,場所を問わず, ふかみで礼拝す;
どんな環きょうでも主と 調和することもとむ。
これはわがたから, えきをもたらす;
なにがのぞもうとも, 主があれば十分。
わざわいをふくに変え, 苦難を歓喜に変える。
主,やくそくされない, つねに晴れわたって,
苦つうない,たのしい, はなやかな人せいを。
主のあたえるやくそく: せいかつにちからと,
試練のときめぐみと, すべてをふくむ主キリスト。
主,やくそくされない, 苦難,試練に出遭わず,
おも荷負うことない, じゅんちょうな生がいを。
主,やくそくされない, 平坦なみち,行き交い,
大うなばら,ひろがり, さまたげないことを。
圧ぱくされ,のがれ場ない; 孤どくでなみだながす;
どうしようもない圧ぱくで, のぞみは絶えたゆえに。
かみは希望,よろこび, 無をゆうに変え,死人生かす。
圧ぱくされ,へいあんない; 四ほうくらやみで満つ;
圧ぱくにあっぱくされて, いのち消えそうになる。
圧ぱくで主に追いやられ, まずしさ,むちをあいす;
あい次ぐ圧ぱくのなかで, ただ主をあいし,したう。
圧ぱくはこの世を去らせ, 天にのぼらせ,自由にす;
不可能を可能とする主に 信らいし,生き,また死ぬ。
あまりのあっぱくにより, ちから尽きてたおれた;
きょく度のあっぱくにより, 永えんのあんそく得る。
圧ぱくにかみの手を見る; 大きな利えきもたらす;
圧ぱくで動揺しないのを, ひとは不思議におもう。
圧ぱくあれど前しんする, のぞみ,てんにあるゆえ;
依然として圧ぱくあるが, なおかみの安そくあり。
やみ,かならずひかりに, 苦難,かならずあまさに;
損しつはえきもたらす, 十字架のあと栄光あり。
たねをまけば刈り取る, あめのあとに日は照る;
いたみのあと平安あり, なげきのあと歓喜あり。
放とうのあと安住する, 孤どくのあと同在あり;
十字架かんむりに変わり, 主と間ぢかにまみえる。
かみは二本の木の まえにひとを置く:
いのちの木はかみ, 知しきの木はサタン。
永遠のご計かくの 中心はいのちの木,
キリストのなかで ご自しんを分与す。
べつのみなもとの 知しきの木があり:
触れるなら死ぬと, かみは警こくする。
いのちの木を食べ, いのちを受ければ,
宝せきに変えられ, みこころ,成就する。
知しきの木,取れば, サタン,ひとにはいり,
つみは死,もたらし, ご計かく,さえぎる。
かみこそ唯いつの いのちのみなもと;
その他のすべては, ただ死をもたらす。
善とあく,いずれも ひとに死もたらす;
かみ以がいのもの, みなサタンの計りゃく。
あくのみかぜんも, キリストにてきし,
知しきにぞくせば, いのちに相対する。
ぜんあくに触れず, ただ主にのみ触れ,
主よ,ながいのちで, わがうち満たせや。