詩歌

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内側の命の各面―四つの法則

530 (英734)

1
かみの律法は聖にて, ひとに善を要求する;
そは,ひと応じ得ぬを ひとに証めいするため。


2
おもいにある法そく, つねに善を欲するが,
肢たいにある法そく, 絶えずそれにさからう。


3
ひとのいのちにある おもいの法そくは善;
善行を維持するため, 創造のときあたえらる。


4
肢たいにある法そく, 邪あくでサタンから出,
からだのなかに入り, 死を通して支はいする。


5
肢たいのなかにある つみおかす法そくは,
善のほうそくに勝ち, ひとをうばい,支はいす。


6
さらに法そくがある, いのちの霊の法そく;
わが霊のなかにあり, 再生のとき,あたえらる。


7
このさい高の法そく, 他の法そくを超える;
死の法そくより解き, かみの要求みな満たす。


8
さればわがおもいを, つねに霊の上に置く;
もはやにくに置かず, つみのちからはなれる。


9
にくに付けたおもい, おそろしい死とやみ;
れいに付けたおもい, しゅくふくのいのち,平安。


10
これこそ解放のみち, これこそ勝利のみち!
われらを霊に生かし, なれともにあゆませよ。




内側の命の各面―文字の律法

531 (英735)

1
文字の律法,かみしめし, かみをあかししてかたる;
なんとせいで義であり, なんとひかり,愛であるかを。


2
かみの本しつのゆえに, かみの律法は要きゅうする;
ひとを義とし受け入れ, しゅくふくをあたえるために。


3
律法はいのちあたえず, 何のちからもあたえない;
ただ要きゅうするだけで, ひとのよわさをばく露する。


4
律法,当初のものでなく, のちにくわえられたもの,
ひとがつみをおかして, とがに満ちること証明する。


5
律ぽうはくちをふさぎ, つみのもとに閉じ込めて,
キリストへともたらす, われにしゅくふくあとうため。


6
律法はキリストのかげ, キリストはかみのあかし,
かみのあい,聖,義,ひかり, キリストは完全に表現する。


7
かみのキリスト,われに 神聖ないのちを供給する,
律法のあらゆる要求が, われにあり成就されるため。


8
キリスト,生けるあかし, 大能のいのちにあずかり,
かれにあり律法に死に, かれの霊のなかで聖となる。




内側の命の各面―命の法則

532 (英736)

1
旧やくのかみの律法は, いしのいたにしるし,
いまや,いのちのほうそくは, 霊にてこころにしるす。


2
律法はぜんを要求して, ひとはよわさを知る;
いのちの法そくはきょう給し, かみの大能を享受さす。


3
文字の律法は外めんで, かみを認しきさせる;
いのちの法そくはない面で, かみを供給し啓示する。


4
文字の律法は外めんで, いましめもて管理す;
いのちの法そくはない面で, 生ける知しきもて制す。


5
生けるいのちの法そく, わがうちで運行する,
いのちの感かくにしたがい うちより管理,規制する。


6
この管理いとこまやか, わがふかみにありて,
いのちの感かくをあたえて, かみご自身を供給する。


7
いのちの法そくのゆえ, 外面のおしえは不要;
かみに対する認しきをみな, 内面の法そく,おしえる。


8
この法そくにしたがい, 内面の管理にふくす,
生ける認しきもて主を知り, ご自身を享受するため。




内側の命の各面―命の交わり

533 (英737)

1
とわのいのち, まじわりを,
霊のまじわり, 霊もたらす。


2
神聖ないのち, 分与されて,
主の霊わが霊, ともに生く。


3
交流もたらす 霊のいのち;
めぐみ得さす 霊の交りゅう。


4
いのちの大能, 交流得させ,
霊の交流には, ひかりあり。


5
血のきよめは, 交流たもち,
内面のあぶら, 交流得さす。


6
十字架通して, 交流ふかめ,
霊の運行にて, 交流,更新す。


7
交流にてわれ, 自己はなれ,
交流にてわれ, かみに入る。




内側の命の各面―命の感覚

534 (英738)

1
どんないのちにも 感かくがある;
神聖ないのち,さらに 感かくがある。


2
かみのいのちには 感かくがある;
いのちがたかいほど, 感かくがある。


3
うちなる感かくは かみの感かく;
善の感かくにまさる れいのいのち。


4
うちなる感かくは, ふかい感かく;
すべてをしきべつし, 御むねしめす。


5
いのちの感かくで, かみ認しきす;
そとがわからでなく, うちなる啓示。


6
いのち成長すれば, 感かくは増す;
いのちにてあゆめば, 感かくたしか。


7
感かく訓練すれば, 霊はつよまり,
うちなる感かくにて まじわり得る。




内側の命の各面―内側の認識

535 (英739)

1
聖徒の霊の理かいりょく, それは実際またほう富;
外めんのおしえでなく, 内めんでかみ理かいす。


2
さいこうのいのちには, 神せいなはたらきある;
いのちでかみ知るのは, 外めんの知しき超える。


3
いのちの霊の法そくを, 聖霊わがこころに書く;
内めんの管理によって, ふかくかみを知らせる。


4
塗りあぶら,わが霊にて, かみのことがらしめす;
このあぶら塗りとおし, ふかくかみを知らせる。


5
三いちのかみ,わが霊に 住み,運行し,こうどうす;
このうちなる感かくで, ふかくかみを認しきす。


6
内面の認しき持つゆえ, もうがい面の知しき不要;
時々刻こくれいに生き, れいの指示にしたがう。


7
キリスト生きるほどに, さらに感かくつよまり,
内面の認しきふかまり, キリスト書き込まれる。


8
内めんの認しきにより, 主とのまじわり維持す;
この認しきをとおして, 神せいの豊満を享受す。




内側の命の各面―神が受肉した原則

536 (英740)

1
受にくの原そくは,かみ,ひと  ともに混ざり合うこと;
両者はおく義てきなひとに 調和し,ともに生かつする。


2
ひとは外面でかみの表げん,  かみ,内めんでいのち;
ひと,かみにまったく占有され, かみ,ひとを通し表現さる。


3
あがない,ひとにあり成就され,  かみの知恵をしめす;
すくい,ひとを通し述べられ, 全被造ぶつに知らせらる。


4
霊てきなはたらきはすべて  ひとの同労がひつ要,
かみ,ひと,たがいにしたしみ, たがいにけつ合し,調和す。


5
かみご自身が労すにあらず,  ひとのみにもよらず;
かみとひと,ともにはたらき, ごけいかくを完せいする。


6
われらいちのなかでともに  つかえ,奉仕するため,
すべてのわざとたまものに, 受にくの原そくてき用す。




内側の命の各面―三部分から成る人

537 (英742)

1
ひとは三部分から成り, からだ,たましい,霊がある,
それで主を享受し, 永遠の計かく成就す。


2
からだはがい面の部分, 物しつの感かくを持つ;
外面のものに触れ, かたちをもて表現す。


3
たましいは内面の部分, まことにひとそのもの;
それは心理てきで, 精しんかいに触れる。


4
霊はひとの最深の部分, かみと接しょくするため;
かみを受け入れて, 霊の世かいに触れる。


5
ひとのたましいのうちに, おもい,感情,意志がある;
ひとの機のう持ち, ひとのねがい果たす。


6
良心,まじわり,直かくは, ひとの霊のなかにある;
それは霊でかみを 礼拝して触れるため。


7
たましいの諸部分もちい, かみをつねに選たくす;
霊でかみを享受し, からだ通し表現する。


8
霊は再生でいのち持ち, たましいつくり変えられ,
からだは変貌され, 栄光のからだとなる。


9
ひとの三部分はすべて, 神聖なはたらきにより,
主と混ざり合って, 完全に主を表現する。




内側の命の各面―子たる身分

538 (英741)

1
かみは創世のまえに 子たる身ぶんへと
あらかじめさだめて ご自身をあたえた;
われらを同けい化して, ひとり子,長子となし,
多くの子たちにより 主の栄光あらわす。


2
さい生により,われら 多くの子となるが,
相ぞく人となるには, えんじゅくがひつ要。
完全に成長することで 子たる身分を享受し,
主の身のたけに達し, しゅくふくあじわう。


3
霊,たましい,からだみな 同形化されるように;
主の栄光に入るとき, それは成就される。
からだがあがなわれて, 子たる身分,完成され,
最後のつくり変えで, 御むね満たされる。


4
最後のつくり変えで, 完全に聖べつされ,
栄光にもたらされて, 御子のよう完成する。
かみの子らのしゅつ現を 被造ぶつ待ちのぞみ,
やがてかれらはみな, 栄光の自由に入る。




内側の命の各面―新しい心と新しい霊

539 (英734)

1
あいするこころと 受け入れる霊を持つ
かみのうつわとし ひとはつくられた。


2
こころで主あいし, 霊で主を受け入れる;
いのちにあずかる みちはほかになし。


3
サタンはこころを けがし,れいを死なせ,
主に触れさせずに, 自己に生きさせる。


4
主はすくいにあり, こころと霊を更新し,
受け入れ,あいする 機能かいふくした。


5
あらたなこころで, かみをあいし,もとめ,
あらたなれいもて, 礼拝し,受け入れる。


6
かみに対しこころ, 単いつで純粋であり,
霊のなかまずしく, ついきゅうし,ふくす。


7
こころは主あいし, 新せんでふるさなく,
霊はつねにつよく, 活ぱつであるように。