詩歌

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主を賛美する―彼を記念する

180 (英225詩)

1
ここで御かおと相対し, 信こうで見えぬこと触れ,
ふかくめぐみを知って, みあしのもと,やすらぐ。


2
ここで良きものを食べ, しゅくふくのさかずき飲む,
困なんをすべてわすれ, 平安の感かくあじわう。


3
われにつみ,けがれあり, なれに義ととうとい血あり;
なが血はわれをあらい, 義はつみをたい処した。


4
なれのほか,たすけなし; めぐみあればもとめない;
あいあればまんぞくす; ながちからにより立つ。

[以下の三つの節はパンをさいた後に歌う。]


5
パン,ぶどう酒すでになし, すくいのあい,なおもある!
宴せきすでに過ぎたが, ながしたしみ,なおある!


6
くものはしらはのぼる, 夜の間に荒野をたびだつ;
なれの召しにしたがい, 間もなくみやこに着く。


7
宴せきに着き,また去る, こうして天の宴せき目ざす;
小ひつじのこんえんを, いま,まえあじわいする。



主を賛美する―彼を記念する

181 (英227)

1
パンとさかずきにて, なが死を展覧し,
あいのわざおもい, 死の価値を見る。
パン,さかずきの分離は, なが死をあらわす,
こころと霊とくちは, かんどうし,うたう。


(復)
なれは苦はい, われしゅくはい!
ながあいのわざを, とわにほむ!


2
わがため血ながし, かみにもたらす,
そはわれらつねに, 御かお見るため。
かみの義,聖,栄こうの ようきゅうを満たす,
死のこうせきにより かみとまじわりす。


3
死によりまく裂け, 至せい所ひらき,
へだてはのぞかれ, めぐみの御座へ,
あわれみ,めぐみ受け, てき時のたすけ得,
生けるみずを飲みて, なれの豊富に飽く。


4
われらをあがない, さい司と成して,
かみをきょう受させ, ほう仕をさせる。
このしゅくふく,めぐみ, なが死により受け,
あらたに飲む日まで, 絶えず記ねんする。

[3 てき時のたすけ得――時機を得た助けを受ける]



主を賛美する―彼を記念する

182

1
なれは死をまえにして, たみのいちいのられた;
まいかいパンをさくとき, そのいのりじょう就する。
ひとつパンはひとつからだ, このパンさきで記ねんす。


2
われら,召かいのために, 分れつせぬこといのる,
われらを主に引き寄せ, なれにむすびつかせよ。
ひとつパンはひとつからだ, このパンさきで記ねんす。


3
むれをはなれたひつじ, 良きぼく者,もどしませ,
かれらを当初の真理に, しょうかいにもどしませ。
やがてひとつからだ持ち, このパンさきで記ねんす。


4
やがてしるしは過ぎて, 天のシオンでいちとなる,
聖徒ら平安きょう受して, きわみまであいし合う;
御子とともにきょう受する, 愛とへい安,えいえんに。



主を賛美する―彼を記念する

183

1
主はのろいを受け, われしゅくふく受く;
主は苦はいを飲み, われ宴せきに着く。


2
このあいのふかさ, だれはかりうるや?
このあいのたかさ, わがこころうたう。



主を賛美する―彼を記念する

184 (英213)

1
そのよる主イェスは, われらに言う,
「わたしを記念して, これ,おこなえ」;
そのみことばに われらしたがい,
いま,ともにつどい, 主を記念する。


2
いかりのさかずき, わがため飲む;
死のバプテスマは, なんとふかい!
なれゴルゴタで ちちに捨てらる;
こころ感げき満ち, 主を記念する。


3
主の霊を圧ぱくす くらやみあり;
怒とうのよう,主に おそいかかる;
なが無限のあい, そのなかに見る;
うれい,歓喜,混ざり, 主を記念する。


4
死より復かつして, はつ穂となる;
ちちのみぎに座す 召会のかしら;
われは主のゆえ, 受け入れられて,
心身みなすくわれ, 主を記念する。


5
主の死を展覧して, 死のさまへと,
かたちづくらるを ねがいもとむ;
主の死にならい, 主の死を表明し,
うやまいあいして, 主を記念する。



主を賛美する―彼を記念する

185 (英222)

1
このパンを見て感謝します, そは神聖なしるし;
ごけいかくのおく義を, われらここに見る。


2
パンはながからだしめす, そはわれらのため;
ながいのちを受けさせ, ご自しんを得さす。


3
なれのからだは裂かれて, ご自身をあたえる;
なれ,わがいのちとなり, ながはん侶となす。


4
パンはながおく義てきな からだをあらわす;
われらは生ける肢たい, 主とまったくひとつ。


5
われら,おおくのむぎつぶ, ひとつパンとなる;
ここになれを記ねんし, なれでやしなわる。


6
パンによりまじわるとき, ながこころ満たす;
せい徒らのまじわりは, なが豊満あかしす。



主を賛美する―彼を記念する

186 (英228)

1
あいのえんせきは,  めぐみより出る;
パン,さかずき享受し,  主を記念する。


2
ここにてわれらは  見ることねがう:
御ちちのこころと  ながめぐみを。


3
わが霊は満ぞくし,  いま,あかしする:
いのちのパン,あまく,  豊富なきょう給。


4
つみさだめはなく,  よろこびに満つ;
とうときあがないの血,  かみの満ぞく。


5
いま,この宴せきの  あまさを享受す,
かの日のえんせき,  あまさ,いかに!


6
えいこう化されて,  御かお見るとき,
不思議なめぐみを  みなあかしす。



主を賛美する―彼を記念する

187 (英226)

1
パンとさかずきに, ひとと成った主に,
豊富なめぐみに, 主よ,感謝します。


2
パンとさかずきに, 愛のこころ見る;
神せいなしるし, 主よ,感謝します。


3
すくいあおぎ見, 主にちかづくよう;
われを召すゆえ, 主よ,感謝します。


4
柔和でまずしい, なれのあゆみを,
われら記念して, 主よ,感謝します。


5
「われが来るまで, これおこなえ」と,
みちびくゆえに, 主よ,感謝します。


6
なれが来るまで われらパンをさき,
死と復かつ見て, 主よ,感謝します。


7
すべてのそなえ, あたらしい地位に,
さかずきを飲み, 主よ,感謝します。


8
「われ,すぐに来る」, その日はちかし;
栄こう,王こくに, 主よ,感謝します。



主を賛美する―一般

188

1
栄こうなるキリスト,  はじめからいますかた!
全のうのかみ,はじめ,  あってある,永えんのちち;
はじめ,おわりもなく,  ちち,はは,系図もなし;
いまおり,むかしおり,  やがて来ようとするかた。


2
栄こうなるキリスト,  万ぶつを創ぞうした主;
万ぶつの根源,かしら,  万ぶつよりさきにある;
ばんぶつをまとめて,  ことばにて維持する;
万ぶつのそうぞく者,  万ぶつはかれに帰する。


3
栄こうなるキリスト,  ことば,にくたいと成り;
かみ,にくにあらわれ,  まく屋を張られたひと。
かれはいやしくなり,  奴れいのかたち取る,
かみの栄光のこう輝,  本しつのしんのかたち。


4
栄こうなるキリスト,  つみにない,つみとされ,
十字架につけられて,  さばかれ,死をあじわう。
ふるいひとくぎづけ,  あく魔,サタンほろぼし,
つみよりわれを解き,  わなよりかいほうする。


5
栄こうなるキリスト,  復かつのはつ穂となる;
われをも復かつさせ,  われにいのちあたえる。
主はひとつぶのむぎ,  多くのむぎ生み出す;
おなじかたから出た  われらは主のきょうだい。


6
栄こうなるキリスト,  霊と成り,わが霊に入り,
かみの性しつ得させ,  神せいにあずからせる。
わがうちで成ちょうし,  主のかたちへと変え,
かみの豊富,享受させ,  豊まんへといたらせる。


7
栄こうなるキリスト,  昇てんして,ちょうえつす,
栄こう,尊貴,かんむり,  最こうの名を得られた。
われらをも昇天させ,  ともに天上に座させ,
権威にあずからせて,  かれのようにつよくする。


8
栄こうなるキリスト,  霊にて召会を生み出し,
たまもの,機能あたえ,  からだを建ぞうされる。
召かい愛し,はぐくみ,  召かいは主,表げんす;
召かいは主の継ぞく,  主を宇宙にかくだいす。


9
栄こうなるキリスト,  再りんし,王こくを得る,
てき討ち,万民さばき,  権威もて王こく建てる。
聖徒ともに王となし,  地の果てまでおさむ;
万ゆうともにうたい,  全地は安そくきょう受す。


10
栄こうなるキリスト,  永えんの世のちゅうしん,
みやこを伴侶として,  万ぶつを更しんされる。
主,かみの栄光の表現,  うちよりあらわれる;
みやこは主の表げん,  主に満ち,とわにいたる。



主を賛美する―一般

189

1
小ひつじのうたうたう; 栄こうを主に帰す!
比るいなきよろこび,  栄こうが主に!
あがないのために, 主はくだりきたる,
不思議なめぐみに, 愚人もおどろく。
(復)大ごえでさん美する, 栄光主に!栄光主に!
かつてない詩のテーマ, 栄こうが主に!


2
聞けよ,天のうたごえ, 栄こうを主に帰す!
主はひかり,主はあい, 栄こうを主に!
かなしんでいるひと, 不安なつみびとよ,
どのひとの負債も, 主はせい算した。


3
うたえ,さばき,過ぎた, 栄こうを主に帰す!
主とともに復かつす, 栄こうを主に!
われら,紅海わたり, てきはほうむられた;
死われにおよばず, 主は義とされた。


4
うたえ,主はさい臨す, 栄こうを主に帰す!
召かいはえんじゅくす, 栄こうを主に!
もとめ,したうもの, いまや見て受けた,
主とおなじ前途を 愛にありあゆむ。


5
明ろうなこえでうたう, 栄こうを主に帰す!
絶えずこのうたうたう, 栄こうを主に!
全地にこのしらべ, 満ちるまでうたう;
新そうぞうはみな, このうたうたう。