詩歌

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慕い求める―主に似ることを

300 (英399)

1
主に似ること, 真にねがう。
このせつ望を 成就しませ。


2
れいなる主に 経過させて,
このねがいは 成就される。


3
おおいなきかお かがみとし,
主の栄光見て, 主をうつす。


4
おおいをのぞき, たんいつに,
主を見つめて, うつし出す。


5
かおとかおを 合わせ,見て,
他のなににも そらされず。


6
つくり変えは わがもく標;
証いん押され, 主をうつす。


7
主のかたちに 変えられて,
栄光から栄光, かぎりなし!




慕い求める―主に似ることを

301 (英398)

1
主よ,われ,したいもとむ, あいの主に似ること;
われ,持てるもの捨てて, ながかたち持ちたし。


(復)
主よ,なれに似せたまえ, ながあまさ,まことに;
ながすがた,みかたちを, こころにきざみませ。


2
主よ,なれに似せたまえ, なれは柔和,こまやか;
孤どくなひと,はげまし つみびと,たずね出す。


3
主よ,なれに似せたまえ, なれは忍たい,けん虚;
理不じんな苦なん受け, ひとのため,死なれる。


4
主よ,なれに似せたまえ, われはだい価はらう;
わがすべてをささげて, なれにしたがいゆく。


5
主よ,なれに似せたまえ, なれのあいをそそぎ,
わがこころを満たせや, ながみやとなるため。




慕い求める―霊が強められることを

302 (英782)

1
おく義,実さい, わがうちで,
ふたつ霊,いま, ひとつれい!


2
霊にてあゆむ れいのひと;
霊にてつかえ, 霊をはいす。


3
霊のまじわり, 霊つよめる;
読み,いのって, 霊たかめる。


4
わが霊つよめ, ひと生かす!
わが霊たかめ, ひと解放す!


5
こえ出すたび, 霊,うごかす!
行動すたびに, 霊を供給す!


6
霊をうごかし, 霊,啓はつす!
霊で行どうし, 霊をおこす!


7
霊を吹きかけ, ひとの霊を,
ゆたかにして, 倍加しませ!




慕い求める―主のために苦しみを受けることを

303

1
聖徒は無限のあい知るも, 御すがたを見ない;
天使,つねに御かお見るも, 大きなあい知らぬ。
やがて聖徒らは御かお見, 主のえいこう知る;
かつてマリアは見て知った, 主の目のなみだと,
こころのいたみを。


2
やがて主をかん全に知る, かつてないほどに;
いたむこころをいやす手, かの日は感じない。
かの日,無げんの賛美だけ, なみだのいのりや,
病むこころのなぐさめや, こんなんのなかで
たよることもない。


3
かの日,かんむりはあっても, この十字架はない;
主が苦難受けたゆえ,いま, 主とまじわり持つ。
安そくに入れば,つかれや, 主のための苦なん,
主のためけい過する試練, 主のため捨て去る
幸ふくはなくなる。


4
主のためくるしむ機かい, もうすぐなくなる,
主のため受ける侮じょくや, 嘲笑,もう多くない。
誤かい,はずかしめ,孤どく, 離べつもなくなる;
苦難のしゅくふくとうとび, これらをとおして,
主とけつごうする。


5
御かお見ることをしたう, いちにちもはやく;
されどいま試練のあまさ, うしないたくない。
大いなるあいに満たされ, 主のために生きる;
将らいをせつ望すあまり, いま機かいのがし,
かの日に悔いるな。




慕い求める―主を表現することを

304 (英403)

1
イェスはわがいのち, なれ生かし出す;
どのもんだいでも, こたえは主イェス。
主よ,なが意のまま われにはたらいて,
透明なうつわとし, 主を表現させよ。


2
からだをささげた, せいべつされた;
えいこうのほのお, あらわれいでよ。
わがからだはいま ささげられている;
じゅう順の奴れいは 主にて行どうす。


3
かく肢たい,つねに 主の指示を待つ,
準備し,くびき負う, もちいられずも。
主よ,われせい限し, ふく従させたまえ;
たい処にあまんじ, へい安に満ちる。


4
にゅう和で安そくし, へん見を捨てる;
なれの意のままに, 指示したまえや。
イェスはわがいのち, なれを生かし出す;
どのもんだいでも, こたえは主イェス。




慕い求める―主のために自己を捨てることを

305

1
ちちよ,わが生がいは, なが案配と知る;
なにが起ころうとも, われ,おそれない;
ちゅうじつになれにつかえ, 笑がお見たし。


2
絶えず目覚めている かしこさもとむ;
どんな環きょうの変化も, よろこびむかえ,
そのかんきょうにアーメンして, なぐさめ受く。


3
えらんだことまよわず, あせることなく,
大きなこともとめず, ひみつも知らず,
子どものようにあつかわれ, したがいたし。


4
いずこにいようとも, いかなるときも,
わがこころのけつ意, つねに維持する;
あいのゆえ,微りょく尽くし, 王につかえる。


5
日々のめぐみさずけ, 日々おしえませ,
主とまじわるときに, うち,そと調和す;
自己の満ぞくでなく,主の 栄光もとめる。


6
すべてに虚偽がある, 忍耐させるため,
どこにも十字架ある, 主にたよるため;
主によりへりくだるなら, みなあいらしい。


7
主をあいするあいが 満ちるをいのる;
多くはたらくことを のぞまずにただ,
主をよろこばせることを, われはもとむ。


8
愛のさだめの選たく, そくばくでない;
ひそかなみちびきを 受けしわれには。
自己を捨てるあいこそは 自由の生がい。




慕い求める―主のために生きることを

306 (英362)

1
主が死にてわれは生く,  主のため生く,
わがため死んだ主のため, いのち,愛ささげる。


(復)
おお主イェス,すくいぬし! 主にしたがわせよ;
主が死に,生きたように, われ,死に,生きたし。


2
主が死にてわれは死ぬ,  つみ,自己,世に。
何たるおく義,死とせい! 連合し,依りたのむ!


3
主,生きるゆえわれ生き, 「自己」もはやない;
主のせいしつ,あらわし, いのち生かし出す。


4
わがために生きた主を,  ひとに供給す;
主のようにわれは生き, 主にしたがいゆく。




慕い求める―洗い清められることを

307 (英408)

1
主よ,完成をしたいもとむ, 主がわがたましいに生きて,
偶ぞうくだき,失ぱいのぞき, ゆきよりしろくあらえや。


(復)
ゆきよりもしーろく, ゆきよりしろくあらえや。


2
主よ,どんなつみものこさず, けがれを血でのぞきませ;
すべて捨てさせ,聖を得させ, ゆきよりしろくあらえや。


3
主よ,御座よりあわれんで, わが身をささげさせよや;
自己をまったく捨て去らせて, ゆきよりしろくあらえや。


4
主よ,へりくだりていのる, 十字架のもとでなお待つ;
いま,この血にしんらいする, ゆきよりしろくあらえや。


5
主よ,われ待つとなれ見る, きよきこころをたまえや;
もとむものを,なれこばまず, ゆきよりしろくあらえや。




慕い求める―主の喜びを

308 (英405)

1
世のさま見しわれ, 盲もくになせや;
主のよろこび,臨在, 失せないために。


(復)
世のさま見しわれ, 盲もくになせや;
主のよろこび,臨在 失せないために。


2
うつくしさ見るを かの日に延ばす;
あわれみがあれば, 盲もくも満ぞく。


3
とげ取ることより, めぐみをのぞむ;
まくのうちの栄光, われにかがやく。


4
暗こくで主の美を, 信こうにて見る;
あざむきを受けた 主の御かお見る。


5
つき,たいよう超え, くも,ほし超えて,
いばら受けしこうべ, 栄こうかがやく。

[この詩歌は,ある姉妹によって書かれた。彼女は生まれつき盲目であったが,別の姉妹が按手して祈った後,その目はいやされ,そしてこの詩歌を書いたのである。一節の「盲目になせや」は,彼女を按手した姉妹に対して言っている。]




慕い求める―肉を認識することを

309 (英412)

1
主が啓示されて, わがにくを知る;
めぐみのわざで, はいに伏させよ。
勝利をもとめて, 無りょくに終わり,
ぜんをねがうも, あくを脱し得ず。


2
かみをもとむも, にくむべき行為;
変わり得ぬわれ, 何たるそくばく!
かみの律ぽうは, つみ,あらわにし,
肢たいの法そく, われ,とりこにす。


3
こころざし立て, またもつぶれる;
勝利をもとめて, くだけ,たおれる。
つみに売られて, われ,よわく無能,
にくには善なく, 自己はくらやみ。


4
いま自己を知る, 無りょくで無のう,
奇かいな個せい, 腐はいした自己;
いつわる自己は, 信らいできない,
すべてのぞみは, イェスわが王のみ。


5
十字架にて死に, 主により生きる;
聖れいで満たし, みわざ成させよ。
主の死,わが身で, みわざをふかめ,
自己うしなわせ, われ,引き上げる。


6
わがにがきさま, 死のからだより,
だれ解きはなち, 勝利得させるや?
主は血をながし, われをせいとし,
いのちを分与し, 主にふくさせる。


7
まったく聖とされ, かん全にふくす!
御まえにすすみ, 主の御かお見る!
何たるいのちよ, めぐみはおよぶ!
主よ,感謝します, われを自由にす。