詩歌

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慕い求める―砕かれることを

320 (英419)

1
おお,かみよ,しゅくふくのない, 安そくのない枯れた木,
無用の障害ぶつであると, 主はわれをばく露した。
されど「主よ,われを捨てず, 御手でわれを取り上げませ。


2
おんなたちがあさを取り, ろうざい工人がろうを取り,
鍛冶屋があらがねを取り, よう具つくり上げるよう;
じゅく練した主の手により, あいもてわれを取りたまえ」。


3
くだかれない意志のため, 金の性しつあらわれず;
ちょうこくできぬいわのよう, 天然は無用のはいぶつ;
主よ,もとむ:「われを捨てず, 御手のうちでくだきたまえ。


4
ばくやくは岩せきくだき, つちはせきざいくだく,
ひきうすはむぎをくだき, くるみくだき食べるよう,
主よ,どうか,せいなる手で, われ見捨てず,くだきたまえ」。


5
くだかれたのちにもなお, 炉のけい過はひつよう;
くだかれ,さらに調理され, ひとに供きゅうするため,
主よ,もとむ:「われを捨てず, はたらきのため成就しませ。


6
金かいが鋳がたにはいり, 有ようなかたちとなる;
むぎ粉こねて,みずと火で, 調理すれば食べられる;
火によりわれを成就して, なが愛でとわにたもちませ」。




慕い求める―安息を

321 (英423)

1
かみのあい!何とひろく, ながく,たかく,ふかい!
なれのかがやきを見て, 主よ,安そくをもとむ;
なれのなかにのみ, 真の安そく見いだす。


2
ほそきこえ,われを召す, あまきくびき負え,と;
おうじるこころあれど, 前途の障がいおそれ,
主に向こうとするが, なれに背を向ける。


3
めぐみは,われ,引き寄せ, 安そくもとめさせる;
なれを追いもとめても, ちかづくことできず;
まよわず主に向き, あゆむ日はいつか?


4
主より引きはなすもの, われより取り去れや;
主ときそうものがなく, 主が王となるように;
わがこころ解かれ, 主にて安そく得る。


5
主よ,われをまいそうし, わがうちに生きませ!
ひそかな邪あく,よくを, くぎづけ,とどめぬよう;
主のほかなににも, のぞみ置かぬように!


6
最じょうのたすけあたえ, おもいわずらい解き,
自己の意思を追い出し, やみをはなれさせよ;
いのちにふくさせ, つねに感謝させよ。


7
絶えず地をはなれさせ, 主の命令を聞かせよ;
「われはながあい,いのち, 主である」となれは言う;
みこえ聞き,愛,知り, なれに安そくする。




慕い求める―自由を

322 (英422)

1
自己,しばれや, 自由得るため;
わが武装,放棄させよ, 勝利得るため;
自己によれば, 失敗するのみ;
主,われをしばれば, ちからを得る。


2
主になければ, われはよわく,
ねがってもおこなえず, ただようのみ;
主につながり, 自由にされて,
主の奴れいとなり, ちからを得る。


3
死ななければ, 生涯うしない,
敗ぼくしちからなく, にくをなげく。
もし死ぬなら, 主により生き,
自己よりはなれて, 完全に主,得る。


4
いま主を知り, 自己をも知る,
天然の能りょくもはや, われ,たよらず。
永遠のれいで, くぎづけられ,
われはげんしょうし, 主がぞう加す。




慕い求める―光を

323

1
主よ,照らしませ, ひかりをもとむ,
こころのなかを 照らしたまえ。


2
すべてばく露し, 自己をのぞけや,
ひかり来たりて, 照らしたまえ。


3
サタンがだまし, 事じつが見えず,
ながひかりもて, われを照らせ!


4
われを照らして, 自己を知らせよ,
ひかりなる主よ, よわさ見せよ!


5
こころ主に向け, 自由にされたし,
なが意志,知らせ, われを照らせ!


6
ひかりのなかで, あゆませたまえ,
なれの臨ざいを うしなわぬよう。




慕い求める―光を

324 (英426)

1
おおい取りさり, ひかり見させ,
あざむかれず, じつじょう知る。


(復)
主,真のひかりよ, このひかりで,
いまわがすべて, 照らしたまえ。


2
自己にたいし, 認しきに欠け,
高慢になって, 自己満ぞくす。


3
なれにたいし, 認しきに欠け,
教理は知るも, 啓示に欠ける。


4
ながいのちの 認しきに欠け,
にくか,れいか, さだかならず。


5
なれのみちの 認しきに欠け,
単どくになり, みちをはずす。


6
なが御むねの 認しきに欠け,
自己の意志を かたくとおす。


7
召会について, 啓示がひつ要;
なにをなすか, 知恵あたえや。


8
おおい取りさり, すべて照らし,
あざむかれず, さらに見せよ。




慕い求める―あわれみを

325 (英430)

1
自分のおもいでは, つよいとおもうが,
ちからないことを, われ,知らず。


2
この世にあるとき, 欠け目をおぼえず,
自ぶんの努りょくを ほこっていた。


3
自己のあさはかさ, やみのゆえ知らず;
過だいひょう価して, 自己ほこる。


4
主のまえに出れば, ひかり刺しとおし,
見えなかったものを ばく露する。


5
御まえに畏しゅくし, おごりは消え去る;
すべてばく露され, よわさ知る。


6
おごるべきものや たよるものはない;
恥じて悔いるのみ,  いのれない!


7
主の血といのちで ほろびまぬかれた;
されど自己けがれ,  恥じるのみ。


8
あらゆるたかぶり, 自己へのしんらい,
こころにくらやみ  あるがゆえ。


9
うごくも止まるも, かたるもだまるも,
すべてはしっぱい,  よわさのみ。


10
いのろうとしても, 信頼しようとしても,
われに信こうなし,  あわれみを!




慕い求める―一般

326

1
主よ,照らしませ,アーメン! つみ,ばく露して,ハレルヤ!
血もてあらいませ, われきよめませ,アーメン!


2
主よ,かい放せよ,アーメン! きずな断ち切り,ハレルヤ!
あく魔ほろぼして, 自ゆうにしませ,アーメン!


3
主よ,ふっ興せよ,アーメン! よわさをのぞき,ハレルヤ!
愛の火を燃やして, 主に生きさせよ,アーメン!




慕い求める―一般

327

1
わが霊きよめよ, わが霊きよめよ,
けがれをのぞき,  きよめませ;
けがれをのぞいて,  きよめませ。


2
うつわをからに, うつわをからに,
つみ,こくはくし,  からにする;
つみ,こくはくして,  からにする。


3
わが霊,満たせや, わが霊,満たせや,
わが霊,満たして,  復興しませ;
わが霊を満たして,  復興しませ。




慕い求める―一般

328 (英807)

1
主よ,わが目ひらき, 御かお見せたまえ;
栄こうのかがやきで, くらやみ消し去れ。
めぐみの主よ,われ, なが御かお,もとむ;
主よ,わが目ひらき,   見せませ!


2
主よ,みみをひらき, みこえを聞かせよ;
みこえ,われにひびき, いつわり,消し去れ。
めぐみの主よ,われ, ながみこえ,もとむ;
主よ,みみをひらき,   聞かせよ!


3
主よ,こころひらき, ご自身で満たせや;
なれがうちにあふれ, われ,うしなわせよ。
めぐみの主よ,われ, ながめぐみ,もとむ;
主よ,こころひらき,   満たせや!




慕い求める―一般

329

1
あるひと,主をはなれ,  むれの保護をはなれ,
こころは世をあいす,  主よ,わたしでしょうか?


(復)
このことばはこころに, なんとふかく刺さるか!
主の分をうしなうのは, 主よ,わたしでしょうか?


2
あるひと,主を捨てて, あくにんにしたがい,
聖霊をかなしませる, 主よ,わたしでしょうか?


3
あるひと,主にそむき, マモンにつかえている,
つみのなかにしずむ, 主よ,わたしでしょうか?


4
あるひと,主をいなみ, かれをはずかしめた,
そむいてともを売る, 主よ,わたしでしょうか?


5
あるひと,上げられて, 安そく享受している,
いのちのかんむり受く, 主よ,わたしでしょうか?