詩歌

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ささげる―主と共に戦う

350 (英469)

1
主のがわ立ち, したがって,
主のため生き, みちあゆみ,
この世を捨て, ぜんしんし,
たたかうもの, だれなるや?


(復)
あがない通し, めぐみ通し,
えい光の主の がわに立つ。


2
主のぐん隊に 参加するは,
かんむり栄光の ためでなく,
主のあいにて はげまされ,
主のめぐみを 受けたゆえ。


3
なが血により あがなわれ,
われらなれの たみとなる;
主のしゅくふく 無げんなり,
主にしたがい, ぜん進する。


4
てきはいかに つよくとも,
しょう利のはた, ひるがえる;
主のしんじつ, 不変のゆえ,
主のがい歌は さだめらる。


5
主のえらびし へいそつは,
主にしたがい, ぜんしんす;
高貴な身分を わすれずに,
忠せつ尽くし, ゆうかんに。




ささげる―主と共に戦う

351 (英468)

1
十字架,負うへい士, 主にしたがう;
代価をおそれずに, 御名つたえる。


(復)
とうとい主の御名, 主,わがため死ぬ,
われも十字架,負い, かんむりを得る。


2
ひと,栄光得るため, いのちかける;
われ,いかでねむり, むさぼり得よう?


3
ないてきをいなむ, やぶれふさぐ;
世はともとならず, たすけならず。


4
主よ,勝利のために, ちからたまえ;
みことばにたより, つよくされる。




ささげる―主に立ち返る

352

1
われらうつり変わるが, 主はいつも変わらない;
やくそくはひとつだに, むなしくはならない。


2
われ,まよいはなれるが, 主は捨てることはない;
かれのような真のとも, 地に見いだし得ない。


3
主,えい遠にうら切らず, わがため,ちから尽くす;
われらをあいしたなら, 最後まで愛しとおす。


4
されど,われ主をわすれ, ひそかにこころ変わり,
偶ぞうにつかえるとも, こころにいたみなし。


5
偶ぞうがたおれたとき, かなしみ,主をたずねた;
主にそむいていたのに, 主は変わらないとも。


6
主はなおも受け入れて, なぐさめ,したしくする;
何のわだかまりもなく, 最後まで愛しとおす。


7
ああ,主よ,何というあいよ, こえ張り上げ賛美する;
忍たいづよきこの主に, こころ溶け,ひれ伏す。




ささげる―主に立ち返る

353

1
かつてのわたしは 燃えていました;
ぜんしんしようと つとめました。
けれどもいまでは, 冷めてしまった。
復こうとろう苦の 日々をおもう。


(復)
わすれられぬ, すくいぬしよ!
はなれられぬ, てんのちちよ!


2
かつてのわたしは 全しんささげて,
ろう苦を惜しまず つかえました。
けれどもいまでは, この世に染まり,
日々にながされて, 悔いもしない。


3
かつてのわたしは 主だけをあいし,
この世を捨て,主を もとめました。
けれどもいまでは, この世をあいし,
世ぞくてきになり, 世びとのよう。


4
かつて主はあまく, まんぞくでした;
主にひざまずいて, ちかいました:
「わたしはこれから 自ぶんをささげ,
主のことばにだけ したがいます」。


5
主のためではない ろう苦むなしい,
かげを追うように, さすらうのみ。
主はこのわたしを 待っておられる。
世ぞくをはなれて 主にかえろう。


6
夜はふけ,みょうじょう あらわれたので,
くらいやみを出て, 主をもとめよう。
もういち度てんの あまさあじわい,
あいを取りもどし, 主に立ちます。


(復)
せまいみちを ふたたび行く;
忠じつに生き, 苦難を受ける。




ささげる―主に立ち返る

354 (英471)

1
いかで主のれいを, ひねもすはなれて,
うれえさすや!
主をば待たせずに, いーまやかえりきて,
まったくしたがう。


2
御むね成すために, われとわがすべて,
まったくささげん;
いまよりのち,ただ, 御ーむねのじょう就を
したいもとむ。


3
かつてひとりをも みちびけぬわれは,
いま恥じ入る;
主をかたるために, ゆーたかにあぶらを
そそぎたまえ。


4
めぐみの主,われを ともとなすのみか,
はなよめとす。
主とひとつなれば, 十ー字架をよろこび
いのちながさん。




ささげる―万有を得る

355 (英473)

1
サタンのわい賂を断ち, かみに生ーきる;
かみに生きるひとの 所とくは無限;
せいも死もすべては, そのひとのもの。
キリスト,わがいのち, われの住まい。


2
われのようなものを 主はえらばれた;
それにおうじないとは, なんたること!
犠せいなどと言うまい, どんなだい価も;
主のぐんたいに入る, 何たるけん利!


3
無にひとしいだい価, 支はらうだけで,
ひと,事ぶつすべては, われのものぞ;
主のものはわがもの, われは主といち;
無限のいのち享受す, 何たるえきぞ!




キリストとの結合―彼と一となる

356 (英475)

1
えい遠の御子といち,  ひとつれいとなり,
すべてをふくむ死と,  かみのいのちを得る。
愛された御子といち,  ながいち部となり,
ともにちちの世継ぎ,  れいの住まいとなる。


2
受にくの御子といち,  なれの肢体となり,
なれ,わがうちにあり,  ともにこの地,あゆむ。
受こうの御子といち,  霊のちからを得て,
まいにち,まい時,主と  同ろうし,はなれない。


3
捨てられた子といち,  さばき,のろい経て,
つみ,死,よみにたいし,  ともにしょう利を得る。
復かつの御子といち,  はかより脱しゅつし,
新そうぞうに生きて,  ついに義の実むすぶ。


4
昇てんの御子といち,  ともに御座に着き,
なが権威にあずかり,  主とともに支はいす。
再らいの御子といち,  ともに栄光を受け,
ながかたちあらわし,  永えんになれといち。

[2 受こう(膏)の――油塗られた]




キリストとの結合―彼と一となる

357

1
しょう利の主と十字架に, われ,けつごうする;
困難にもかたく立つは, 主のささえあるゆえ。


2
復かつの主とけつ合す, 天のたち場に立つ;
十字架の栄光かがやき, 無限のめぐみしめす。


3
主につながり,勝利得て, わがれい沸き立つ;
聖なる御名をさけべば, くらやみは逃げ去る。


4
復かつの主,威厳ある主! 主とけつごうする;
十字架はつねにしょう利, サタンを打ちくだく。


5
キリストとけつ合する! そはすくいのみち;
何ととうといけつごう, 賛美は主にふさわしい。




キリストとの結合―彼と一となる

358 (英479)

1
主にあり得た地位, 不思議でたかい!
めぐみのすくいで, 主のようになる。
主,あらわるとき, 完全に主に似る;
されど,いまもわれ, 主といちである。


(復)
主といち,主といち, 不思議なけつごう,
めぐみ,われにおよび, 主といちとならせる。


2
じゅう字架にていち, 復かつにていち;
のろいから解かれ, 主といちとなる。
しょう天にていち, 子の身分でいち;
新ろう新婦のように, 主といちとなる。


3
主の功せきといち, いのりにていち,
主の価値すべては, 信仰で享受する。
信仰,愛にていち, いのちにていち,
いのち,あいを持ち, 主のよう聖となる。




キリストとの結合―彼と一となる

359 (英474)

1
めぐみの主イェスと 霊にありひとつ;
わがうちに生きる ご自身たのしむ。


(復)
なれとわれは, まったくひとつ;
ながとみ,わが供給, なれ,わがすべて。


2
ひとなるいのちを, ゆたかな人性を,
われのせいかつに もちい,たのしむ。


3
十字架にてひとつ, ながうちで死ぬ;
われ,この世に死ぬ, この世もわれに。


4
復かつにてひとつ, いまなれと生く;
主はいのちの供給, いまわがうちに。


5
しょう天にてひとつ, ともに天に座す;
地じょうでたびびと, ながうちに生く。


6
御座にありひとつ, 権威にあずかる,
いのち得ることで, 性しつ得るように。